いよいよ7月、夏休みも目前となりました。
ハードな日程となってくる夏期講習だからこそ、その成果を最大化する上では親の役割がとても重要になってくると思っています。
長女の中学受験の経験も踏まえ、私がこの夏意識したいポイントは、以下の5点です。
①塾の先生に過大な期待をしない
夏期講習は、塾にとっては稼ぎ時であり、先生たちは本当に多忙です。
もちろん、授業の中では丁寧に教えていただけることは間違いないと思いますが、先生方も時間的・肉体的にもキツイ中で個々の子供に応じたきめ細かい対応は期待できません。
その前提で、親が子供の学習到達状況をしっかりとみていく必要があります。
②基本・標準事項に抜け漏れはないか確認
夏期講習を進めていく中で、各教科の不得意分野がより明確になってくると思います。
こうした分野を夏期講習で強化していくことはもちろんなのですが、夏期講習が始まる前の段階で、これまでの塾でのテストや模試等を引っ張り出して、わが子の不得意な分野を洗い出しておきたいと思います。
夏休みを通じて、こうした弱点分野の補強・克服ができているか、これは親が責任を持ってみていく必要があるのではと思っています。
夏期講習で忙しいとはいえ、夏休みはまとまった時間が取れる最後のタイミングでもあるので、丁寧に対応していきたいところです。
③子供を消化不良にさせない
夏期講習の学習量は半端ありません。
真面目に取り組んで入ると、間違いなく消化不良になります。
私としては、②で述べた基本・標準的な事項に抜け漏れがないことを最優先にしたいので、親の判断で子供にやるべきことの取捨選択をさせていくつもりです(もちろん、必要に応じて塾の先生にも相談するつもりです)。
わが家のような中堅程度の学力レベルの場合、無理に風呂敷を広げすぎても効果はさほど期待できないと思うので、そこは軸をブラさずに対応していくつもりです。