わが家では、特定の塾による影響がない首都圏模試以外は、受けさせない方針です。
その理由は大きくは以下の2点です
①出題傾向に対応できず偏差値が低くでがち
たとえば四谷大塚の合不合判定テストですが、四谷大塚系列の塾に通う子供たちと比べると、出題形式や学習内容に馴染みがないため、間違いなく不利になります。
もちろん、ハイレベル層はこうした影響は小さいのでしょうが、わが子のような中堅校がメインターゲットとなる学力だと、如実に影響が出てくると思います。
母集団の違いを考慮しても偏差値はいつもの水準よりも低くなる可能性が高いと考えられます。
実際、長女に複数回受けさせた時の結果もそうでしたし、合格校も合不合テストの偏差値とは全く相関性がありませんでした。
②子供が自信を失うリスクがある
問題の馴染みのなさや、解きにくさ、その結果としての低い偏差値は、子供の自信をなくす可能性があります。
自信満々の子供にあえてショックを与えるといった戦略的なものであれば良いですが、わが子の場合、かなり自信をなくしてしまうことが目に見えています。
でも、今回の第2回の合不合テストは、あえて受けさせます。
それは、志望校の一つが受験会場になっているためです(残念ながら首都圏模試の受験会場にはならない)。
志望中学での模試受験は、場慣れにもなってプラスになるのではと思っていますし、親子ともどもリアルな学校の雰囲気を感じ取れる貴重な機会になるのではと考えています。
但し、子供には以下の点、すでに繰り返し伝えています。
「今回は、偏差値は低くなるけど気にしなくて良いよ」
「いつもと出題形式を違うから解きにくいと思うけど、できる範囲で頑張ってみて」
「今回の一番の目的は志望中学の雰囲気を感じることだから、学校の雰囲気とかよくみてきてね」
ここまで伝えても、おそらく慣れない問題に悪戦苦闘することは間違いないとは思いますが、これも一つの経験と思い、私も楽しんでこようと思っています。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。