【中学受験】精神的に追い詰められるのは子供ではなく親

2022年7月4日月曜日

中学受験

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中学受験は、小学生にとって本当に大変だとは思いますが、精神的に追い詰められるのは間違いなく親です。

今回は、私の経験も踏まえ、中学受験で親が陥りがちなストレスの要因を5つご紹介します。

①子供がいつまで経っても覚醒しない

親が、時間とお金という貴重なリソースをかけているのに、いつまで経っても子供が本気モードにならないのは本当にストレスが溜まります。

こんな状態だったら勉強続けても意味がないのではとどうしても考えてしまいます。

でもこれは多かれ少なかれ、どこの家庭でも同じです。

会社の同僚ともよく話をしましたが、ほとんどの家庭で同じような悩みを抱えており、あまり過度にストレスを感じる必要はないのではと思います。

一方で、緩やかなながらも勉強のスタンスが成長しつつあるようであれば、いつかは覚醒するかもしれないと期待しつつ、気長に子供と付き合っていくのが良いのではと思っています。

子供は急に大人になる時があるので、その時までより添い続けるしかないと考えています。

②このままではいい中学に行けないので、中学受験をやめて名門公立高校にシフト

これも親としてはよく考えがちで、私も脳裏をよぎったことがあります。

ただ冷静になって考えてみると、高校受験は試験に加えて内申点のウェイトも高いので、中学受験以上に不確定要素が大きくなります。

しかも、子供も中学生になると何かと難しい年頃になり、親のコントロールもより効かなくなることから、うまくいく保証はないと思います。

実際、中学受験を途中で諦めて名門高校受験にシフトしてうまく行ったという話は、私の周りではあまり聞いたことがありません(もちろん、私が知らないだけで成功事例はたくさんあるとは思いますが、、、)

高校受験だからうまくいく可能性が高まるかどうかは分からないというのが真実だと思いますので、それを踏まえても小6からシフトする価値があるのかを冷静に考える必要があると思います。

③夫婦で取り組みスタンスが違い、もう耐えられない

これが一番大きなストレスという家庭も少なくないかもしれません。

ただ、夫婦で同じ価値観・方向性で中学受験に向き合っている家庭の話をほとんど聞いたことがありません(わが家も残念ながらそうです)。

ほとんどの夫婦が、中学受験を巡って意見が噛み合わずストレスを感じているのではと推察しています(私の同僚もほとんどがそうでした)。

ですので、これもパートナーのスタンス変化をあまり期待はしないことが大事だと思います。

一方で、一人で囲い込むと疲弊してしまうので、意見の食い違いは一旦は棚上げしておき、お互いの役割を分担する分業体制を築くぐらいのスタンスが、ちょうど良いのではないかと思います。

まとめ

中学受験は、親にとって本当に精神的にきつい期間が続きますし、子供よりも親の方が、「もう撤退したい」という気持ちになることが多い気がします。

ただ、今回あげた3つの事項がストレスの場合、どこに家でも多かれ少なかれ感じていることばかりだと思うので、あまり深く考えないようにすることも一考かもしれません。

私自身も、今後もストレスを感じることが続くと思いますが、あまり重く考えすぎず、子供の成長をサポートしていければと思っています。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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