今回は歴史の勉強法に関するお話です。
社会の試験問題を見ていると、歴史の流れや因果関係の理解を問うような問題の比重がより高まっている気がします。
そこでわが家では、以下のような取り組みを行っています。
①歴史の年表をリビングに貼る
歴史の年表をリビングに貼っています(添付リンクの年表)
このポスターもともとはお風呂用なのですが、わが家ではリビングに貼り付けて、子供の目に触れるようにします。
一方で、見るのを強制するとかえって反発される可能性が高いので、あくまで貼っているだけです。
見ることを無理強いはしないものの、子供が流れがつかめず答えられない問題がある時などには、「ちょっと年表見てみる?」と子供を誘って一緒に見るといったことは意識的に行っています。
どこまで役に立っているかは定かではないものの、それなりに効果があるのではと思っています。
②歴史の流れをノートにまとめさせる
これは長女が行っていた勉強法です。
長女は、歴史の流れや因果関係を塾のテキストや資料集を参考にしながらノートに整理することを趣味にしていました。
親からはよほどのことがない限りは内容に口出ししないことは意識していて、逆に子供が作ったノートをもとにしながら、親が子供から説明を受けていました。
長女は、実際社会をかなり得意にしていましたし、私としてはこの勉強法は効果があったと思います。
お子さんにまとめノート作りを促してみてもいいかもしれません。
③大河ドラマを家族で見る!
NHKの大河ドラマは家族で見るようにしています。
特に現在の鎌倉殿の13人は、平安後期から鎌倉前期までの流れを理解する上ではうってつけの素材ではないかと思っていますし、三谷幸喜さんの脚本の面白さも相まって子供も楽しんでいるようです(所々私も解説を加えるようにしています)。
ただ残念なのは、近年は、歴史を正面から扱った良質なドラマが本当に少なくなっている点です。
個人的感傷になりますが、昔日本テレビ系で年末に放映していた白虎隊や田原坂、五稜郭等は歴史を流れを掴む上でとても参考になりました。現在の小学生はこうした機会があまりなく、本当に可哀想だなと思ってしまいます。
まとめ
社会(歴史)は一問一答的に暗記していくのは当たり前になっているので、いかに歴史の流れやその背景をしっかりと理解できるかが勝負のポイントになってくるような気がします。
今回ご紹介した取り組みはいずれもすぐに効果が出てくるものではないですが、私としては正攻法に近い学習法だと思っているので、長い目で見て効果が出てくるのを期待しながら進めていきたいと思っています。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。