【中学/高校英語学習】リスニング力を向上させるための近道〜発音をマスター

2022年5月1日日曜日

英語学習

t f B! P L

今回は、中学生の英語学習に関するお話です。

上の子は中高一貫校に通っています。

英検準2級は勢いで中2で取得したものの、英語の発音が酷すぎ、発音記号に対する理解もなんだかとてもふわっとし感じだったので、何か適切は本はないかと書店で探したところ、良書を見つけたのでご紹介します。

松澤喜好さんの「改訂3版 英語耳 発音ができるとリスニングができる」です。 

私は海外勤務経験はありませんが、英語はそれなりには勉強してきたこともあり、TOEIC830点、英検は準1級のレベルにはあります。

ただ、リスニング力にはあまり自信がありません。

今回、子供に読ませる前に自分自身がこの本を読み、いかに発音に関する基本的学習が疎かであったかを痛感しました。

この本がとてもわかりやすいポイントは以下の3点です。

①子音を有声子音、無声子音に分けることでスイスイ覚えられる

例えば、発音記号の【s】と【z】は、口の形は同じで有声か無声の違いのみ、という形ですべての子音を一貫して整理しているため、とてもシンプルに覚えやすいです。

このパターンが12種類なので、12種類の口の形を覚えれば、あとは有声か無声の違いのみと考えると心がとても軽くなりました。

②発音の仕方の絵が分かりやすい

舌の位置や空気の通り方が英語の発音で肝となりますが、この著者の説明がとても分かりやすいのです。

口の中の絵や、音を出すための方法等がかなり噛み砕いて説明してあり、とても真似しやすいと思います。

筆者は、「知らない音は聞き取れない」という考えを持っており、この本を読むと英語の知らない音、発音できない音がなくなるという感じです。

③本と連動したCD(ダウンロードも可)による発音練習の進め方が効果的

テキストを読みつつCDにそって発音練習ができますが、ステップを踏んで発音できるような流れになっています。


実際、子供にもこの本で練習させましたが、とても分かりやすいとの感想でした。

親が最初だけ一緒に発音練習に付き合ってあげるといいかもしれません

私自身、この本を読んで目から鱗でしたので、この歳になって改めて発音の練習をしましたが、母音や子音の発音の違いをとても意識できるようなり、効果を実感しています。


大学入学共通テストでも英語のリスニングの配点比重が高まる中、リスニングの基本となる発音を早いうちから叩き込んでおくことは重要だと思いますし、特にこの本は試してみる価値があるのではと思いご紹介させていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。


プロフィール

次女が中学受験(2023)真っ只中。中学受験サポートは長女に次いで2人目ではすが、長女とは性格も違い、日々奮闘中です。

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