子供の勉強を見ていると、成果や集中度はさておき、本当に毎日頑張っているなぁと思います。
私は公立中学出身なので、小6の今頃といえば家での勉強は学校の宿題だけ。
それも10分程度でパーっと仕上げ、後はテレビを見たりゲームをしているだけの毎日でした。
ですので自分の子供でありながら、週4の塾や毎日の自宅学習に取り組む姿に心の底から感心しています。
一方で、そんな子供をしっかりほめることができているかと自己反省すると、感情的に怒ることも多く、親としてまだまだ修行が足りないと思っています。
ただ、長女の中学受験に向き合った経験も踏まえ、以下の3つのポイントを意識しながらできるだけ子供をほめるようにしています。
①怒り2割に対して、ほめ8割
これは一番大事にしているポイントです。
親から怒られてばかりだと、怒られたくないから勉強するという行動につながってしまうのではないかと危惧しています。
また自分自身の経験を踏まえても、怒られることは気持ちのいいことではなく、それによって勉強や仕事の意欲が増したかというと、そんな経験は正直皆無に近いと思っています。
一方で仕事で怒られた後、しっかりとフォロー・評価してくれる上司や先輩がいると、とても前向きな気持ちになれたと記憶しています。
ですので私は、子供に対して、一度怒ったら必ずそれ以上にほめることをマイルールにしています。
②自発的な行動をほめる
では何をほめるかですが、わが家の場合、自発的な行動は無条件にほめています。
「自分から勉強を始める」、「自分で計画を作る」等は、本来は当たり前のことなのかもしれません。
でもそれが自律的な行動であれば、本当に素晴らしいと思っています。
自律的な行動を親が繰り返し評価することにより、勉強以外も含めて自発的に行動ができる人間に成長して欲しいという私自身の考えによるところが大きいのかもしれません。
③過去と比較した成長振りをほめる
偏差値等の現時点での相対的なものではなく、子供自身の過去と比較した目線でほめるようにしています。
たとえば、半年前、1年前と比較しての勉強に対する姿勢の変化や、応用問題への対応力の成長(「以前はできなかったのにできるようになったね」等)、知識の拡充(「しっかりと覚えることができてるね」等)をほめるようにしています。
こうした内容であれば、成長している部分も見つけやすいので、とても取り組みやすいです。
まとめ
中学受験の勉強は、まだまだ幼い小学生にとって本当に大変だと思います。
もちろんできるだけ本人のポテンシャルを引き出せる学校に行って欲しいとは思いますが、中学入学後に、自分で考え、着実に成長していける人間になることの方がよほど大事だと思います。
そのためにも、怒りはほどほどにしつつしっかりとほめて育てることが、将来的な成長ポテンシャルを大きくすると信じて、今後も怒り2割のほめ8割で子供と向き合っていくつもりです(私にとってもチャレンジングな修行でもありますが、、、)
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。