自分自身が分からない時もありますが、子供ができる問題を、あえて分からないフリをして子供から教わるようにしています。
親が教わることのメリットは大きく以下の2つがあると思っています。
①子供の理解度を引き上げる
過去の自分を振り返ると、学生時代、友人に勉強を聞かれた時に調子に乗って説明していると、自分がいかに曖昧な理解だったかを思い知らされることがよくありました。
人に教えることは、結局は自分自身のためになると当時から感じていました。
実際、知識を習得する最良の方法は人に教えることというラーニングピラミッド理論という考え方があります。米国の国立訓練研究所が提唱した学習モデルで、自分が学んだことを人に教えることが、その知識を習得する上で最も効果が大きいそうです。
ですので、いつもというわけではないですが、子供が調子良く勉強している時や比較的時間に余裕があるタイミングでは、教科を問わず、「パパはこれがよく分からないから教えて」と言った形で会話を振り向け(結構下手に出てます)、子供から教えを受けるようにしています。
子供の方も、自分ができる問題を親に教えることはまんざらでもないようで、「こんなことも分からないの」と気分よく説明してくれることが多いです。
実際にどこまで知識の習得に役に立っているかの効果を計測するのは難しいですが、私の個人的感覚ではじんわりと効果が出ているのではないかと思っています。
②子供の自尊心を高め、成長を実感させる
教えてもらった後は、「すごいね、よく分かった!」と必ずほめるようにしています。
これは、先般もお話したほめることにもつながっているのではないかと思います。
また、子供にとっても親に教えることは、自分自身の成長を実感する機会になるのではないかと思っています。
まとめ
中学受験は本当に長く地道な戦いです。
毎日の勉強を少しでも楽しいものにしていくためにも、また子供に自分の成長を感じさせるためにも、今後もこうした遊び的な要素も組み入れながら次女と一緒に頑張っていきたいと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。