わが家では、数年前に長女が中学受験を経験しています。
当時、少しでも成績を伸ばそうとして市販のテキスト・問題集を小6の時だけで合計35冊購入しました。
購入してはみたものの、正直役に立たなかった本も少なくないのですが、今回は、長女の成績アップに効果が感じられた3冊(算数編)をご紹介します。
第1位 中学入試 算数 塾技100 新装版 (中学入試 塾技)
この本は、解法のハンドブックとして使っていました。
小6になると、算数の解法の基本は本来一通り学んでいるはずなのですが、実際には不得意分野が多数ありました。
この塾技100には、塾で教えられている解法が100種類単元毎に説明されています。
ページ左側に解法の解説、右側に基本問題と実際の入試問題が掲載されており、子供が解法を復習する上でとても使い勝手がいい本でした。
私自身も中学受験未経験者でしたので、子供に解説する際の参考書としても重宝しました。
なお、現在でも手元に置いてあり、現在中学受験真っ只中にある次女が理解できていない分野があれば、この本をもとに復習させています。
第2位 偏差値20アップ 指導法シリーズ [よく出る!中学受験 算数] イメージde暗記!根本原理ポイント365 基礎編100 /実践編265(偏差値20アップ指導法シリーズ)
この本も塾技100と似た部分はありますが、中学受験で必ず理解しておかなければいけない解法を基礎編100、実践編265として問題と解説で示しています。
基礎編は比較的簡単ではありますが、わが家ではこの100問を実際に解かせてみて、できない問題のみできるまで何度も解かせて理解させるという形で弱点を補強しました(その際には、塾技100も同時に活用)。
やってみると、やはり苦手とする分野が明確になったので弱点補強にとても役に立ちました。
基礎編をマスターした後は、実践編を同様の形で解かせました。こちらも、抜け漏れのチェックに活用しました。
ただ、実践編は正直洩ればかりで、マスターするのにかなりの時間を要しましたが、、、。
なお、当時はいずれもやや厚めのカード形式でした。現在は本のバージョンが販売されているようで、カード形式よりも割安になっています。
ただ、カードの場合、「マスターできたもの」、「できてないもの」を分けるという点ではとても使い勝手が良かったです)
第3位 中学受験すらすら解ける魔法ワザ 算数・図形問題
これは、上記2つの本当比べると、ややテクニック的な要素が強い本です。
図形の良くある問題に特化して、どういうプロセスで解くかを実践的に学ぶことができまます。
解説されているポイントは、おそらく塾でも説明されている解法ばかりだと思います。
しかし、塾のテキストではこの本のようには分かりやすくかつ網羅的にはなっておらず、おそらく先生が都度口頭で説明しているのではないかと考えられます。
もちろん先生の口頭の説明で理解できる子であれば全く不要な問題集なのですが、わが家では理解度が追いついておらず、復習用の教材としてフル活用しました(図形ということもあり全て書き込ませたので次女には使えませんが、、、)。
典型的な図形問題の解法を解説し、類題演習するというプロセスになっているので、子供にも定着しやすい印象でした。
この本も、中学受験ならではの解法を理解していなかった私自身にとっても、有益でした。
まとめ
3冊に共通するのは、根本的な解法をマスターしていこうという点です。
特に長女がターゲットにしていた上位校・中堅校の算数では、基本的な解法を理解しておけば十分対応できる問題が少なくなく、振り返ってもこうした基礎固めは有益だったと思っています。
今回ご紹介した3冊が何からかの形でお役に立てれば幸いです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。