今回は、模試や過去問等の解き直し時に親が言ってはいけない言葉の話です。
模試等の後の解き直しは中学受験で成績を向上させていく上で必須ですが、私は、解き直しに付き合っていると、「この問題はできたはずだよね」とかなり頻繁に子供に言っていました。
子供の能力を評価しつつ、「これを間違えてしまうのはもったいないよね」という気持ちであまり深く考えずに指摘していました。
ところが、「この問題はできたはずだよね」というのは、わが家の子供の場合、親から最もかけられたくない言葉なのだそうです。
次女は、もう終わってしまったことを責めるのでなく、「もっとポジティブな言葉をかけて欲しい」と私に言ってきます。
例えば、「この問題はできたはずだよね」ではなく、「次は正解しようね」と言って欲しいそうです。
たしかに、過去のことを指摘されても、今さら解決しようがないですよね。
しかし、「次は正解しようね」と言えば、未来のことであり、自分が意識すればそれを実現できるので、前向きな気持ちになれるのかもしれません。
もちろんこれは子供の性格のタイプにもよると思いますが、、、。
ちなみに、「この問題はできたはずだよね」と言うのは長女の解き直しの際にもよくかけていた言葉でしたので、長女に当時どう思っていたか聞いてみました。
すると、次女と同様、「とても嫌だった」と。
言葉の掛け方ひとつでマインドが大ききく変わることを改めて思い知らされるとともに、子供に限らず、いろいろな場面で意識しないといけないなあと、思いを新たにしました。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
※首都圏模試では、問題毎の正答率や教科毎の偏差値が記載されている過去問題集で勉強するのも有益かもしれません