今回は、私が意識している子供やる気を高めるための3つのポイントについてお話します。
私はこれまで長女、次女と二人の中学受験に向けた勉強に付き合ってきました。
そうした中で気づいことは、何ごとにも自分で決めさせること、より正確に言うと、自分で決めている気持ちにさせることが、本人のやる気を高める上で重要なファクターになるという点です。
私自身も、人から指示されて勉強するのと、自分自身が決めてやるとでは気持ちの入り方が大きく違うので、子供も同じではないかと考えています。
具体的には、自発性を高めるため、以下の3つの点を意識的に仕向けるように心がけています。
①勉強内容
通常、翌日の勉強内容については、前日夜に「明日は何の勉強やる?」と本人に確認しています。
その際、子供の意見が、親から見て勉強内容に違和感がなければ特に何も言いません。
一方で、本当はこれをやって欲しいというものがある場合には、「〜はやらなくていいの?」と本人に問いかけてみるようにしています。
すると、たいていの場合、本人もそれをやらなければとなるので、結果としては、親の思いに近い形に誘導しつつ、本人に決めさせた格好になっていることが多いです。
②勉強時間
勉強時間についても、翌日の予定を前日の夜に大まかに本人に決めさせています。
翌日の学校からの帰宅時間を聞いた上で、「明日の勉強はどうする?」と本人聞き、本人に勉強時間を決めさせるようにしています。
なお、計画通りに勉強できないケースもあるのですが、自発性を削ぐことにもなりかねないので、そこはあまり目くじらを立てないようにはしています。
③塾のオプション講座受講
これも親として押し付けないようにしています。
必ず本人に、「どうする、参加したい?」と意思確認をするように心がけています。
これまでのところ「参加したい」というケースが大半ではありましたが、親の指示で参加させられているという感覚だけは持たせないように留意しています。
まとめ
私としては、勉強の効率を上げるには、本人の自発的な意志が何より重要と考えています。
とは言え、まだまだ幼いので親がある程度誘導することは不可欠です。
ただ、その場合でも、最終的には自分で決めているという気持ちを持たせることを基本的な指針として、引き続き、勉強をサポートしていきたいと考えています。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。